我が家のフレブル歴は、今年で17年目を迎える。
今まで暮らしてきたのは3頭。
そのうち2頭が旅立ち、現在は1頭のフレンチブルドッグ(ベビブ9歳)と暮らしている。
フレブル歴のほとんどが「多頭飼い」だった私たちは、今初めて「フレブル1頭との暮らし」を楽しんでいる。
多頭飼いの良さも、1頭飼いの良さも経験できた今、ご縁があれば「フレブルの子犬」を迎えようと思っている。
その理由を、赤裸々にお伝えしようと思う。
フレブル人生の15年間は「多頭飼い」だった

簡単に我が家のフレブル歴をお伝えすると、
2009年-2016年:フレブル2頭飼い
2016年-2021年:フレブル3頭飼い
※長男が旅立ち…
2021年-2025年:フレブル2頭飼い
※次男が旅立ち…
2025年〜現在:フレブル1頭飼い
こんな感じだ。
コロナ禍の前は留守番も多く、1頭は「かわいそう」という理由で多頭飼いを選んだ私たち。
たしかに日中は勝手に遊んでくれるし、眠くなったらピッタリ寄り添って寝てくれる。
その姿がたまらなく、なんとなく多頭飼いを選んで良かったと思っていた。
それに、同じ環境で同じ時期に3頭と暮らしていたからこそ、フレンチブルドッグの個性や難しさも知ることができた。
フレブルの多頭飼いは、毎日てんやわんや

昨年、次男のエレブが15歳で旅立ち、残されたのは三男坊のベビブ(9歳)となった。
多頭飼いは楽しいけれど、旅行へ行くときや介護期など、大変なこともたくさんある。
お風呂や爪切り、動物病院も「× 頭数分」。
毎月、夫婦そろって汗だくになる日が必ずあった。
食事に至っては「大人が居候してる!?」くらい食費がかかる(笑)。
ただ、多頭飼いの期間が15年も続いていたので、私たちの中ではそれが「当たり前」になっていた。
フレブル1頭と暮らす良さ

そして今、フレブル1頭になって約4ヶ月が経った。
これくらい経つと、1頭との暮らしがスタンダードになってくるもので、
「お風呂も掃除もこんなに楽だったのか…」なんて思ったりもする。
(もちろん1頭だって相手はフレンチブルドッグ。大変なことは、正直多いです笑)
そして今までと大きく違う点といえば、「1頭と向き合う時間」が増えたこと。
やっぱり2頭3頭いると、どうしてもあっちを見て、こっちを見て。
1頭ずつとゆっくり向き合う時間は、物理的に少なくなってしまうのだ。
事実、1頭暮らしになってから三男坊(ベビブ)について新たな発見もたくさんあった。
これは向き合う時間が増えたからだと思っている。
多頭飼い、1頭飼い。どちらが良いかは選べない

両方を経験してみて思うのは、どちらが良いかなんて決して選べないということだ。
1頭暮らしは向き合う時間は増えるけれど、きょうだいで遊ぶ姿や寄り添って眠る姿が見られないのは、ちょっぴり寂しい。
私は人間でいうと、男の子同士がたまにケンカしながら激しく遊んでいる感じが好きなタイプ。

だから正直にいえば、最近の我が家は「静かだなぁ」と思うこともある(笑)。
ただ、フレブルオーナーである以上、最後の1頭を見送って「フレンチブルドッグがいない時間」も経験しなければならない。
そんなことも思ったりする。
ここでしか得られない経験があるし、きっとそこから学ぶこともたくさんあるはず。
そしてそこから得た経験を、同じ思いで悩む人たちの一助になれば…そんなことも考える。
辛い時に救ってくれたのはフレンチブルドッグだった。

次男が旅立って三男坊1頭になったとき、程なくして夫婦で「フレブル会議」が行われた。
議題は「1頭の暮らしを楽しむか、もう1頭迎えるか」。
答えは、夫婦そろって同じだった。
「1頭暮らしを最後まで満喫しよう。やっぱりフレンチブルドッグがいないという経験もすべきだと思う」
フレブルのことについて、一度もケンカをしたことがない私たち。
ここまで同じ価値観だったとは…これも旅立った長男や次男が与えてくれた大切な経験だ。

しかし、状況は日々の出来事によって変わっていくものだ。
この数ヶ月間、人生で初めてと言っていいほど辛いことがあったとき、救ってくれたのは三男坊の存在だった。
やる気が起きなくて元気がない時も、フレンチブルドッグはいつもそばにいてくれて、私たちを癒してくれる。
こちらがご飯を用意しないと食べられないし、一人でお散歩に行くこともできない。
この「私がいないと…」という母性のような責任感と使命が、自分を腐らすことなく、むしろ前進させてくれたのだった。
フレブルがいなくなったら、乗り越えられないかもしれない

その時思ったのだ。
もしうちにフレンチブルドッグがいなかったら、自分はどうなっていたのだろうと。
もしかすると、今の自分はいなかったかもしれない。
私はそんなに強い人間じゃない。
きっと何もすることが起きず、腐り切っていたと思う。
そう思うと無性に怖くなって、フレンチブルドッグがいない生活は考えられないと心から思った。
その一連を旦那さんも感じ取っていたようで、
私が「もう一頭フレンチブルドッグを迎えたい」と伝えた時、
「同じことを考えていたよ」と言ってくれた。
きっと反対されるだろうと勇気を出して言ってみたけれど、ここでも答えは同じだった。
フレブルパピーを迎える準備をしよう。

それ以来、今まで目もくれていなかったブリーダーさんのサイトばかりをチェックしている。
すぐに迎えたいわけではない。
「ご縁があれば」くらいの温度感ではあるが、フレブルのパピーを見る目は明らかに変わってきている実感がある。
もちろん保護犬も考えたけれど、夫婦共働きのライフスタイルや三男坊の性格を考えると、うちよりもっと素敵な家族がいるはずだと思ってしまう。
三男坊はオトナの犬は苦手だけど、パピーなら仲良くなってくれるから。
一般的な意見は、あまり気にしない

よく多頭飼いをするなら「上の子が6歳までがベター」という意見がある。
その期間以上1頭の暮らしに慣れすぎると、嫉妬をしたり、赤ちゃん返りをする可能性があるかららしい。
たしかに一理あると思うが、それはご家庭次第で難なく乗り越えられると思っている。
事実、我が家が3頭目を迎えた時も、上の2頭は7歳を過ぎていた。
隠居モードだった兄たちはパピーが来たことで若返り、メンズにも関わらず母乳が出ているんじゃないかと勘違いするくらい母性丸出しだった。
長男が11歳、次男が15歳まで生きてくれたのは、三男坊のおかげじゃないかと思うほどに(笑)。

フレンチブルドッグを迎える理由は、なんだっていいと思う。
よく「人気タレントが迎えたから、それで増えるのが不安」なんて声も聞くけれど、
あくまでもきっかけであって、そこから愛情を注いで大切な家族として育んでいくなら何ら問題はないと思う。
もちろん気軽に迎えてはいけない大切な命だけど、フレブルオーナーはそんなことをしないと心から信じている。
フレンチブルドッグはあなたがピンチな時に必ず救ってくれて、調子がいい時はあなた以上に舞い踊ってくれる。
そんな最高の家族とともに暮らせるなんて、どんなに幸せなことだろう。
やっぱり私たちには、1秒だってフレンチブルドッグがいない瞬間は耐えられないと思う。
(もしかしたらブヒ友さんの家に居候し始めるかもしれないぞ…!?笑)
いつになるか分からないけれど、もし我が家にフレブルパピーがやってきた時は…
どうぞみなさん、存分に可愛がってやってください。