今日は、我が家のフレンチブルドッグ「ベビブ(9歳・男の子)」がくり返す『涙やけ』のお話し。
ベビブのお肌は強い方だと思うが、数年に一度だけ「涙やけ」が出ることがある。
そのたびに悩んで、調べて、試行錯誤してきた。
今回は、つい最近の発症も含めた”3度の戦い”を記録しておきたいと思う。
それをきっかけに辿りついた、我が家流の涙やけ攻略法、そしてドッグフードとの向き合い方もーー。
※分かりやすいように”未加工の写真”でお届けします
最初の涙やけは3歳のころ。気がついたら治っていた。

ベビブが初めて涙やけになったのは、3歳のころだった。
当時の私は、いわゆる「ドッグフード迷子」。
あれが良いと聞けば試し、これが良いと聞けば切り替える。
今思えばかなり頻繁にフードを変えていた時期だ。
そのせいもあってか、涙やけについても「何かを試しているうちに自然と治っていた」という感じ。
何が効いたのかも、何が原因だったのかもわからない…「気づいたらキレイになっていた」そんな記憶だ。
この経験がのちに、”涙やけの再発を防ぐ”方法だったとも知らずにーー。
6歳で再発。サプリでは治らず、フード変更でほぼ完治。

次に涙やけが出たのは、6歳のころ。
この時期の私は、ようやく「自信のあるドッグフード」を見つけていた。
成分も産地もしっかり確認して、これだと思える一品を与え続けていた。
ところが3年越しに涙やけが再発してしまったのだ。
いろんなサプリを試しても、なかなか改善しない…。
そんなとき、ひょんなことからドッグフードを切り替えるタイミングがあった。
たしか、当時いっしょに暮らしていた長男(フレンチブルドッグ・ジュブ)の体調変化に合わせて、”ベビブもついでに”ドッグフードを切り替えたと記憶している。
するとそれを境に、ベビブの涙やけがほぼ完治したのだ。
「前のフードが合っていなかったのかもしれない。でも、ようやくベビブに合うものに出会えた」
そんな安堵感があった。
事実として、それから3年間涙やけに悩むことはなかった。
9歳を超えてから再発。長引かせた原因は…

平和な3年が過ぎ、ベビブが9歳を超えた頃。
昨年まで全く問題なかったのに、再び涙やけが出始めた。
フードは変えていない。6歳のころから使い続けている、あのフードだ。
フレンチブルドッグ専用で設計されていて、しかも次男(フレンチブルドッグ・エレブ)が体調を崩したときに助けてもらったこともある。
私の中では絶大な信頼を置いているフードだった。
だからこそ疑いもせず、まずは水分量を意識。今までより多めに与え、排出量を増やそうと考えた。
それから良さそうなサプリも片っ端から試してみることに。
しかし一向に治らない…それどころか、少しずつ悪化していく一方だった。
「フードが原因のわけがない」
その過信が、今まですぐに治っていた涙やけを長引かせていたとも知らずに…。
「蓄積型アレルギー」という概念に、ハッとさせられた。

行き詰まりを感じた私は、涙やけについて改めて調べることにした。
その結果をまとめたのが、この記事だ。
調べる中で特に印象に残ったのが、「蓄積型アレルギー」という考え方だった。
蓄積型アレルギーとは、食べ始めた当初は問題がなくても、特定の食材を長期間食べ続けることで、ある日突然アレルギー反応が起きるという現象。
即時型のアレルギーと違い、最初は「合っている」と感じていても、体内に少しずつ蓄積されていくうちに許容量を超えてしまう。
だから「突然」に見えるが、実は長い時間をかけて積み上がったものだ。
これを読んだとき、思わず手が止まった。
3回発症の涙やけ。その「共通点」とは。

蓄積型アレルギーを知ってから、ベビブがこれまで涙やけを発症してきたタイミングを振り返ってみた。
すると、その三つすべてに”共通する点”があることに気づいた。
それは、同じドッグフードを2〜3年以上与え続けていたことだ。
3歳のころは「ドッグフード迷子」でよく切り替えていたから、気づかないうちに蓄積がリセットされていたのかもしれない。
6歳のときも、ドッグフードを変えたことで症状が消えた。
そして今回、3年間同じフードを与え続けた末の再発。
どんなに良いフードであっても、同じ食材を食べ続けることで体が”飽和”する可能性がある。
そう捉えると、すべての点がつながった気がした。
ドッグフードを切り替えた。選ぶ基準はシンプルに。

仮説が立ったら、あとは動くだけ。
フードを選ぶ際に決めた基準は二つ。
ひとつは、「今のフードに使われていないお肉を使ったもの」を選ぶこと。
同じタンパク質源が続くと蓄積は解消されないから、なるべく異なる原材料で作られたものを探した。
加えて、アレルギーへの配慮がされているものであることも条件にした。
そこで選んだのが「LUCY PET FOODS ベニソンミール&スウィートポテト」だ。

ベニソン(鹿肉)は以前のフードに含まれておらず、原材料もシンプル。
アレルギー対応フードとしても信頼できる内容だった。
切り替えにあたって便の状態を注意深く観察したが、問題は何もなかった。
それどころか、以前より便のにおいが気にならなくなった(元々ひどくはなかったが、さらにマシになった印象)。
体への負担が減っているのかな、と前向きに受け取った。
→「LUCY PET FOODS ベニソンミール&スウィートポテト」
2週間で変化を感じ、1ヶ月で半減。だいぶ薄くなってきた。

切り替えてから2週間ほどで、涙やけが薄くなってきた気がした。
最初は気のせいかと思ったが、1ヶ月経つ頃にはピーク時の半分程度まで落ち着いていた。
今はちょうど1ヶ月半。まだ完全に消えてはいないものの、ずいぶん薄くなってきている。
犬の体内が入れ替わるには、だいたい2〜3ヶ月かかると言われている。
このペースで行けば、そのころにはほぼ解消されているのではないかと予想している。
フレブルの体は、日々変化する。ドッグフードの定期購入をやめた。

今回の経験で改めて実感したことがある。
フレンチブルドッグの体は、思った以上に変化し続けるということだ。
3年間問題のなかったフードが、ある時期から合わなくなる。
それは「フードが悪くなった」のではなく、「その子の体が変わった」ということ。
そういう意味では、どんなに信頼できるフードでも「一生これでいい」はないのかもしれない。
そう考えるようになってから、我が家はドッグフードの定期購入をやめた。
ストックを持ちすぎず、様子を見ながら定期的に見直していこうと決めたのだ。
フードが合っているかどうかのサインは、意外とシンプル。
便のにおいがきつくないこと、形が良くてツヤがあること。
これを日々の観察ポイントにしながら、「その時ベビブに合ったフード」を探し続けていきたいと思う。
きっと、ドッグフードに正解なんてない。

正直なところ、これからも迷い続けるんだと思う。
良いと思って与えたものが合わなくなる。
また探して、また試して、また見直す。
その繰り返しだ。
でも、その過程こそが「愛犬に寄り添う」ということなのかもしれない。
過信せず、決めつけず、目の前の子の変化を見続けること。
ドッグフードの旅に、終わりはない。
だからこそ、フレンチブルドッグとの生活は楽しいのだ。