16年前に初めてフレンチブルドッグを迎えた時、できれば社交的な子に育ってほしいと思っていた。
ドッグランでは誰とでも仲良く遊び、旅行先のレストランでは他のワンコと仲良く並んでお食事。
SNS(当時はブログ)で見る、あの子のようになりたい! そんなふうに思い、パピー期からいろんなところに連れて行ったものだ。
しかし、である。
ドッグランでは気に入らない子にガウガウするし、レストランでは全くおとなしく待てない。
育て方が悪いと自分を責めたこともあったが、ドッグトレーナーさんのある言葉をきっかけに「他の子と上手に遊べなくても大丈夫なんだ」と心が救われたのだった。
もし同じ悩みを抱えているフレブルオーナーさんがいたら、少しでも参考になれば幸いです。
フレブルにとってドッグランは「格闘リング」のようなもの

我が家は、今まで3頭のフレンチブルドッグと暮らしてきた。
(初代が旅立ち、現在は2頭のフレンチブルドッグと暮らしている)
3頭同じ屋根の下、同じ飼い主のもとで育っているのに、性格はバラバラ。
「ドッグランでの振る舞い」でいうと、長男は他の犬(特にふわもこ系)が苦手。
次男は誰にでも優しく、小型犬〜大型犬まで仲良く遊ぶ。
三男坊は「自分No.1主義」なので、ほとんどの犬を敵対視しているようだ。
「同じように接しているのに、何がいけないのだろう…」
そう悩み、プロドッグトレーナーさんに相談したことがあった。
「ドッグランに行かなくて良いんです」目から鱗の回答

ドッグトレーナーさんから返ってきた言葉は、想像すらできないものだった。
「フレブルちゃんは、闘犬の血も入っているしアグレッシブな性格ですよね。
彼らにとってドッグランは、ボクシングのリングに入っているようなもの。
しかも1対1じゃなくて、たくさんのファイターがいるわけですから。
喧嘩をしてしまうのは仕方のないことなんです。
うちの子がそうなるとわかっているなら、ドッグランには行かなくて大丈夫なんですよ」
なるほど…ものすごく腹落ちしたと同時に、一気に安堵が込み上げた。
もちろん上手に遊べる子はすばらしいけれど、遊べなくても大丈夫。
それがわかっただけでも、心が救われたのだった。
犬が苦手な子は「貸切ドッグラン」がオススメ

とはいえ、やはりノーリードで走ることは、犬たちにとって快感そのもの。
愛ブヒがドッグランで遊ぶこと自体を奪いたくはない。
そこで我が家は、貸切できるドッグランへ行くようにしている。
ネットで探すと「1時間1,000円」前後で貸し切れるドッグランがけっこうある。
あるいは部屋にドッグランがついている宿を探し、旅行がてら思いっきり走らせるようにしている。
兄弟同士は仲良く遊んでくれるし、他の子が来る心配もないので、飼い主の安心感もハンパない。
宿は「Airbnb(エアビー)」で探すとグッド

ここ数年、全国に一棟貸しの宿が増えている。
いわゆる「貸別荘」なので、”食事付き”は少ないけれど、そのぶんペットと泊まれる旅館やホテルよりリーズナブルに宿泊が可能。
広いドッグランが付いていたり、BBQスペースがある宿なんかも豊富だ。

そして、そういう宿を探すなら「Airbnb(エアビー)」がグッド。
※「Airbnb(エアビー)」は、個人が所有する部屋や家を旅行者などに貸し出す「民泊サービス」を提供するオンラインプラットフォーム
我が家も最近、めっきり「Airbnb(エアビー)」ひとすじだ。
一般的な宿泊予約サイトには出てこない宿がたくさんあるので、ぜひお近くのエリアと日付を指定し、好みにあった宿を見つけてみてはいかがでしょうか。
「自分たち流」の楽しみ方でいいのだ!

さいごに、これだけはお伝えしておきたい。
「どうしてあの子みたいに仲良くできないの?」
「どうしてうちの子は大人しくできないんだろう…。」
どうか、悩み過ぎないでほしい。
人間だってパリピもいれば、インドア派だっている。
フレンチブルドッグも同じで、彼らにもちゃんと趣味趣向があるのだ。
愛犬の性格を理解し、その子とオーナーさんご自身のライフスタイルに合った遊び方を模索してみよう。
どうか自分を責めず「うちの子が安心して楽しむには」を追求すると、お互いにとってハッピーな方法に必ずたどり着く。
らしく、自由に。
「自分たち流」の楽しみ方で、思いっきりフレンチブルドッグとエンジョイしましょ。
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