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フレブルLIVEで気づいた、愛ブヒたちの成長。ーヨコタアイコ

「燃え尽きたぜ、真っ白にな…」

なんて、有名漫画のボクサーばりに目を閉じる筆者(もはや人というより白い灰)ですが、何に燃え尽きたかって? それはもう、フレブルLIVEに決まっているではないですかっ。Day1晴天からのDay2雨。もはやフレブルLIVEのジンクスとなっているらしい2日目雨伝説は今年も健在でしたが、雨なんて忘れさせるぐらいのステージ、そして360度ぐるりと見渡してもフレブルばかりのあの光景…。ああ、思い出しただけでもう..。

おっと、フレブルLIVEのリポートはイベントの立役者でもあるフレブルザリアルのボス、Chikaさんにお任せするとして、筆者は今回のフレブルLIVEで新たに見えた愛ブヒの性格、それに出会ったブヒたちの共通点を記事にしたいと思います。

旅とイベントを経て、愛ブヒの性格を知る

我が家の愛ブヒ、楽太郎のフレブルLIVE参加は今年で2度目。

昨年のイベント時はまだ生後6ヶ月のパピーだったため右も左も分からない状態で、体力やトイレ問題などパピーゆえの心配はあったけれど、まだ自我が曖昧な月齢だったせいか私たち夫婦がいればそこは我が家、みたいな状態でした。

が、1歳半になる今年、彼にはしっかりアイデンティティが芽生えていたのです。

なお、我が家はイベント2日目に東京の友人夫妻と会場で落ち合い、一緒にイベントを楽しんでから同じ宿で1泊する計画。友人夫妻とは先代ブヒ時代からのお付き合いで、先代同士も一昨年のフレブルLIVEで会っており、同じ時期に先代を見送り、新たにフレブルを迎えた者同士。

互いにほぼ同年齢のフレブルではあるものの、ブヒたちは初めましての間柄。マイペースでやきもち焼きな楽太郎と、日頃あまり他の犬と触れ合う機会が少ないという友人の愛ブヒ、それぞれどんな反応を示すのかと旅行前には多少の不安もありました。

友人のブヒは遠出もたくさんのブヒが集まるイベントも初めてなので、旅行前には「大丈夫かしらん」と心配していた私たちですが、イベントが近づくにつれ「もうなるようになるさ、ガハハ」と、運を天に任せる感じになっておりました(基本雑なもんで…)。

そしていざ合流当日。互いに最初はガウガウしていたものの、しばらくするとガウガウにも飽きたのか、オーナー同士が仲良く過ごしているからなのか、あっという間に「そこに居てるなんだか自分とちょっと似たヤツ」みたいな距離感に…。

お宿にチェックインした時点ではすでに、互い遊びに誘いたい感じはありつつ、至近距離になると牽制しつつも、おやつの時は仲良く並んで待つという順応ぶり。これには私たちもびっくりで、彼らの順応スキルの高さを目の当たりにした気がしました。

イベント明けの月曜は2家族で箱根を観光したのですが、そこでもそれぞれの個性は爆発。無駄に危険には近づかずお利口に歩く友人宅のフレブルを尻目に、芦ノ湖のほとりギリギリを歩き、時々水没しながらヘラヘラとしている我が子…。今回の旅を経て筆者が確信したのは、楽太郎は好奇心いっぱいでお調子者だけど、かなりのビビりで小心者だという点です。

気になることがあれば上半身はぐいぐい前にせり出すわりに、いっつも腰がひけている。へっぴり腰とはこういうことを言うんだなと見るたびに思いますが、そんな「もし人間だったら何かと首を突っ込むけれど結局は頼りにならないヤツ」というのが我が子の性格だと改めて実感しました。むむ、なんだか複雑(笑)

ただ一方で、大きな成長を感じられた出来事もあります。

それは「話せば伝わる」が実感できたこと。

例えばお宿での排泄はトイレシートを敷き、ここにするんだよと伝えれば外さずにしてくれるし(昨年はオムツを着用していました)、基本好奇心旺盛なので旅やイベントという非日常を自然に受け入れてくれたこと。旅先でもしっかりご飯を食べお腹も壊さなかったのは本当に助かりました。

今までは大丈夫かなと不安に思っていたことが、いつの間にか自然にできるようになっている。昨年も同じイベントに参加している身からすれば、毎年のフレブルLIVEへの参加はこの1年で愛ブヒがどれだけ成長したかを知れるバロメーターのようなもの。

毎年同じ時期に恒例行事のように参加できるイベントだからこそ、こうして我が子の成長を実感させてくれるんだなと改めて思いいたるこの頃なのです。

旅での出会いで気づいたことは…

親ばか目線を交えつつ我が子の成長に気づいたと同時に、筆者はもうひとつ、確信を持って「間違いない」と言える事実を見つけました。

それは、「フレブル、オーナーに似過ぎやろ説」。

いやあ、犬は飼い主に似るとか言いますが、フレブルほどそれを華麗に体現している犬種はいないかもしれません。

それを実感した場面はいくつかあるのですが、より印象深いのが同じ宿に投宿していた青森県からいらっしゃっていたブヒファミリー。

最初はフレブルの姿はなく、お宿の入り口で偶然会ったパパさんとお話ししたんです。

挨拶がわりの「もしかしてフレブルLIVEですか?」に互いにニヤリと微笑むこの流れ。

毎年フレブルLIVEに参加している人ならおわかりただけるかと思います。

パパさんは大柄で一見コワモテ。でも目が優しくて、聞けば毎年フレブルLIVEに来てくださっていて、青森から車をぶっ飛ばして片道10時間という道のりだそう。

そのパパさんの愛ブヒをその後拝見した時に、思わず「うわあ、そっくりですね」と気づけば口から漏れ出ていました。名をゴンタくんというそのフォーンのブヒは、パパさんに負けず劣らずの立派な体躯にやさしい瞳。

顔?雰囲気?佇まい?いや、そのすべてがそっくりすぎるやろ! と心の中で突っ込んでしまうほどよく似ていて、少し後にとても優しそうな奥様もいらっしゃって、うんうん、よく見ると、パパさんにもママさんにもよく似ていて、互いの良いとこ取りみたいなゴンタくんなのでした(しかもご家族でお揃いの赤いフーディーを着用♡)。

ゴンタくんファミリーだけでなく、フレブルLIVEや行き帰りのSAで遭遇したフレブルファミリーたちも、見れば見るほどオーナーさんと似ているんですよね。

一緒に暮らすうちに似てくるのか、それとも無意識で自分に似た子を迎えるのかはわからないけれど、毎日同じ景色を見て、一緒に時を過ごすうちに、どんどん「その家の子」の顔になっていくのでしょう。

我が家の楽太郎はまだ若輩者なので「そっくり」レベルには達していないけれど、きっとこのまま一緒に年月を重ねていくうちに、表情や醸し出す雰囲気が私たち夫婦と同じになってくるはず。

だからいつの日にか、誰が見ても「あー、そっくりだねえ」と言われるように家族になれるよう、これからも一緒に時間を積み重ねていければいいな。そんなふうに思いました。

フレブルLIVEは楽しいだけでなく、愛ブヒと参加することでうちの子の成長やいろんな気づきが味わえるイベントでもあります。

今回のフレブルLIVEをきっかけに愛ブヒとのお出かけの楽しさを知った人、毎年の恒例行事だぜという人、まだ参加したことがない人も。

愛ブヒと一緒に出かけて多くの人や他のフレブルに出会う経験は、何ものにも変え難いスペシャルな思い出になるんですよ。だからもっと一緒に、もっと遠くまで、愛ブヒとたくさんお出かけしてみてくださいね。

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Aiko Yokota

大阪在住ライター。 フレブルをこよなく愛し、フレブルにふりまわされる女。きっと前世はフレブル、知らんけど。

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